少し前までの私は、
いつも「ちゃんとした私」でいようとしてた。
言葉を出す前に、何度も見直して。
人に渡す前に、「これで大丈夫?」
って自分に聞いて。
準備が整わないうちは、
出さない方が誠実だと思ってた。
でも今思うと、
あれは誠実さというより、
怖さのカバーだったのかもしれない。
完璧じゃない私を出して、
がっかりされたらどうしよう。
離れられたらどうしよう、って。
だから「途中の私」は、
ずっと保留にされてた。
途中=未熟
途中=見せちゃいけない
途中=まだ価値がない
そんなふうに、
無意識にラベルを貼ってた気がする。
でも、よく考えたら
人生ってずっと途中だし、
完成する日なんて来ないのにね。
それなのに私は、
「完成した私」しか出してはいけないみたいに、
いつも自分の提出を先延ばしにしてた。
最近は、少し感覚が変わってきたんです。
完璧になってから進むんじゃなくて、
進みながら整っていけばいいんじゃないかって。
「これが出来たら」
「これが終わったら」
って条件を並べるより、
途中で揺れてる自分も、
迷いながら考えてる自分も、
そのままオーダーに含めちゃえばいいなって。
“整ってから叶う”じゃなくて、
“叶う途中で整っていく”。
進化は、
完成してから起きるんじゃなくて、
動いてる最中に起きるものだから。
そして何より、
完璧じゃない今の私を、
否定せずに見てくれる人たちがいる。
だから私は、
肩に力を入れずに言葉を出せるし、
うさぎを撫でるみたいに、
そっと寄り添うセッションができてる。
完璧じゃなくていい。
途中のままで、進んでいい。
そう思えるようになったこと自体が、
私にとっては
もう十分「叶ってる途中」なんだと思う。
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