最近、「私は誰からも愛されていない気がする」「大切にされていないのかも」
……そんなふうに、心が冷えてしまう瞬間はありませんか。
つらいときほど、人は無意識に“自分が愛されていない証拠”ばかりを集めてしまうものですよね。
でもね、その証拠集めを一度お休みして、もっと静かなヒントに目を向けてみてほしいんです。 それは、あなたの周りにそっと置かれた“小さな優しさ”に気づくこと。
先日、ふと思い立って神社に参拝した帰り、ずっと行きたかったラーメン屋さんに立ち寄りました。
クラウドファンディングで支援したお礼のチケットを握りしめて、ようやく辿り着けたお店。
少し重たい体を動かして、食べ終えた食器をまとめ、帰り支度をしていたときのことです。 せめて薬のゴミだけは自分で捨てようと、手に取ったその瞬間。
「そのままでいいですよ〜」
女将さんが、ふわっとした声で笑いかけてくれました。
たったそれだけのこと。
でも、その一言で、胸の奥がじんわりと温かくなったんです。
当たり前のことかもしれない。
けれど、「あぁ、世界って、意外と優しいのかもしれないな」って。
そんな気づきが、静かに降りてきた瞬間でした。
「自分は愛されていない」と絶望の証拠を探す前に。
こんなふうに、身の回りにある“微熱のような優しさ”を、愛のカウントに入れてみませんか?
親に恵まれなかった過去があっても、誰にも頼れず一人で戦ってきた時期があっても。
今、ふっと向けられたその眼差しや、差し伸べられた言葉は、立派な「愛されている証拠」にしていいんです。
だって、誰かに優しくするには、ほんの少しの「愛」というエネルギーがいるから。
誰かから受け取った優しさに気づくたび、私たちの心は少しだけ軽くなります。
そして、その温かさを誰かに返していくことで、また大きな循環が生まれていく。
私にとっては、こうして言葉を紡ぎ、誰かの視点を、
心を、そっと軽くすることが“愛と豊かさの循環”そのものなのです。
