「しんどい」が言えない私を許してあげる

 

実は、わたしもそうでした。 「しんどい」と口にすることが、
まるで「悪いこと」や「負け」のように思えていた時期があったんです。

大学の卒業論文を書いていたあの頃。
就活は難航し、元彼とはすれ違い、おまけに卒論も行き詰まるという、
まさに「三重苦」の真っ只中。

「もっと頑張らなきゃ」「わたしがしっかりしなきゃ」
そうやって一人で抱え込んで、心をすり減らしていたとき、
恩師からかけられた言葉がありました。


梶山さんが頑張っているの知っているから


その瞬間、堰を切ったように大泣きしてしまいました。
それまで、親からも元彼からも投げかけられるのは、わたしの存在を否定するような言葉ばかり。
社会からも、周りからも「お前はダメだ」と突き放されているような孤独の中にいたんです。


今でこそ笑い話にできるけれど、
あの時の涙は、凍りついた心が溶け出したサインだったのかもしれません。

「しんどい」って言えたら、きっと楽になれる。
そんなことは、本人が一番よくわかっているんですよね。


それでも言えないのは、あなたが「自分の力でなんとかしよう」と、
最後まで自分を諦めなかった証拠。
だから、「しんどい」を飲み込んでしまう不器用な自分を、どうか責めないでください。

「言えない私、なんて可愛いの」 「ぜーんぶ一人でやろうとして、なんて偉いの」

そうやって、まずは自分に「ハナマル」をあげてみませんか?
完璧になれなくても、弱音を吐けなくても、今日まで歩いてきた事実は揺るがない。

まずは、そんな自分を許すことから。
そこから、新しい景色が見えてくるはずだから。