舌がん術後2年半後の食生活

 



先日、香川に行ってきました。

B'zに学ぶ、叶え方の話

B'zに学ぶ、叶え方の話


軽いネタバレはしているけれども、ほとんどネタバレしていないつもりなので読んでみてね。

このページにたどり着いた方は、「舌がんと宣告されて、前みたいに食べられるのだろうか」と不安な気持ちでいる方が多いんじゃないかと思います。

結論から言うと、食べられます。かなり。

私自身は元々かなりの偏食で、辛いものもビールも得意ではない"子ども舌"なのですが、
それでも好きなものはちゃんと食べられています。

先日の香川でのライブ遠征では、うどん屋を2軒はしごして、
天ぷらもいなり寿司も普通に楽しみました。

舌がん術後に食事で気になるのは、味よりも嚥下(飲み込む動作)です。
私も今でも、食べ物が喉に引っかかって「あっ」とむせることがあります。
だから食事はある程度一口サイズを意識して、ゆっくり食べるようにしています。

あと、食べカスが舌の裏に入り込む不快感もあります。
完全にゼロにはならないけれど、「仕方ない、これが今の私のペース」と受け入れてからは、かなり楽になりました。

再建した舌にも、徐々に味蕾(味を感じる細胞)が育ちます。
甘味・塩味・苦味・うま味・酸味、
どれがいつ戻るかの明確なデータはまだないようですが、私の体感では全部感じられるようになりました。

「食べ方が汚い」という自意識は、
人によっては会食恐怖や社交不安につながることもあります。

「そんなに周りは気にしてないよ」と言われても、
そう簡単に割り切れないのが人間というもの。それはそれで、正直な感覚だと思います。
私は単独行動が多いこともあって、そこまで気にならなくなりましたが、
会食は本当に安心できる人たちとだけに絞っています。

それが今の私にとってのちょうどいいバランスです。

術後の嚥下リハビリは、最初は言語聴覚士さんがサポートしてくれます。
そのあとは、自分の体感に正直に、「食べられそう」と思うものから試してみてください。

焦らなくていい。少しずつ、自分なりの「食べる楽しさ」が戻ってきます。


写真は、高松駅前のめりけんやのうどんの写真です。
あっさりおだしで、私は好きなお味でした。